コラム

Column

消えるデジタル遺産

ある日彼女の家に、配当金の支払通知が届いた。宛名は亡くなった夫だ。

彼女はそれを持って郵便局へ行き支払いを求めた。

すると難しい説明をされスッタモンダして漸く配当金を受け取ることが出来たと話した。

郵便局員さんは当然の仕事をしたまでだが、彼女にしてみれば、とても厄介で面倒な事だった。

ところがそれで終わらなかった。またもや同様な通知が届いた。

彼女は株式の名義変更しなければと思い支払通知に記載の某信託銀行に電話してみた「最終的にお受取出来なかったら再度ご連絡下さい。名義変更は口座管理の証券会社でして下さい」とのこと。

その証券会社が分らない、それで相談にやって来た。

「ツレがね、インターネットで株取引していたの、そのパソコンのパスワードだのIDだの、それらしき物がどこにも見当たらなくて・・・」

証券保管振替機構に開示請求し、証券会社を確認しそれから名義変更手続きをする旨の説明をした。

正に「デジタル遺産」に困惑したケースでした。大切なことをパソコンに入力している人は多いですし、大切なほどセキュリティを掛けています。でもこんなケースもあるから心に留めておいて下さい。気付かれず消えてしまったら怖いです。

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執筆スペシャリスト

稲田 千恵子
パートナーズプロジェクトグループ
パートナーズプロジェクト税理士法人
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稲田 千恵子
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