こんにちは!コンサルタントの山倉です。
こちらの記事では、「ニーズを活かしたマーケティング戦略のヒント」といたしまして、顧客のニーズを探りマーケティング戦略に役立てる手法について考えていきたいと思います。
消費者ニーズが多様化する中、売れる商品作り、マーケティング=売れる仕組みづくりにはニーズを探ることが大切です。そのような中で、今回の記事がニーズを掴む手法としてヒントになりますと幸いです。
今回は、ニーズを活かしたマーケティング戦略のヒントとして
・ニーズを探るとは?
・どうやってニーズを掴んだらよいの?
・ニーズを活かしたマーケティング戦略を立てるには?
このようなお悩みに向けた書いた記事です。
1.ニーズを探るとは?
ニーズを探るとは何か、マーケティング戦略を考える上で、これは永遠のテーマと感じています。
実際に、消費者はこんなニーズを持っているだろうと考え、時間も費用もかけそのニーズに応えた商品開発を行ったにもかかわらず、なかなか売れないというのはもったいありません。
たとえば、こんなお話し
ピクルスの商品開発を考えているAさん
売れるピクルスは、瓶詰でパッケージが優れたものが選ばれるのではないか。と考えていました。
実際の消費者の反応は、、、
Aさん「瓶詰めのピクルスの販売を考えていますが、購入したいと思われますか?」
回答者「確かにピクルスの瓶詰はオシャレで、買ってみたいと思うけれど、実際はギフトで贈ったり贈られたりすることが多いかな」
Aさん「なぜですか?」
回答者「普段使いだと瓶よりも違う形のパッケージが良いかも」
Aさん「どうしてですか?」
回答者「瓶詰だとかさばってしまうし、瓶の処分に困ってしまうこともある。普段使いだと簡易なプラスチックの容器の方が選びやすいかな。」
個人的には、衝撃的でした。
商品開発をする中で、美味しいことはもちろん、瓶詰でカッコイイパッケージであれば売れると思っていたのですが、実際には、そうではなく容器の処理に関わる利便性なども重要な要素だったのです。
Aさん「ちなみにどんなパッケージが良いですか。」
回答者「やっぱりデザイン性が良いもの、デザインで購入に至る商品は多くあると思います。」
Aさん「デザインでどこを良く見ますか」
回答者「文字のフォントなども気になるかも」
Aさん「フォント!」
カッコいいパッケージであれば、売れると思っていましたが、消費者は、その中でもフォントが購入のポイントになっていることも、、、
回答者「そもそもピクルスより、普段買いは漬物ですね、、、」
なんと前提から覆ってしまいました、、、
これは、あくまで一例ではありますが、このようなことにならないためにも売れる仕組みづくりを行うために、実際に消費者にインタビューを行い「ニーズを探る」ことはとても重要です。
サイレントマジョリティー(静かな大衆)と呼ばれるように、消費者の中で直接意見を言って頂けるのはごくわずかです。顧客のニーズを探るために、こちらから積極的に働きかける必要があります。
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