1 少子高齢化、IT化に加えて、コロナ禍・戦争による物価高と、経営に負荷となる事情が続発しています。その上で、政府は物価高への対処として最低賃金の値上げを掲げています。地方の中小企業を優先する意識は低いと思われます。
2 今後は誠実さ・勤勉さだけでは経営がうまくいかなくなることが増えると思います。荒波を乗り越えるには、今まで以上に時代を先読みし工夫を重ねることが必要になると思います。
3 とはいえ、私にも時代を読む力はありません。対処としては、有識者・先駆者から鮮度のある情報を学び続けるしかないのではないでしょうか。また、技術や人脈・販路という武器を有している企業は、M&Aによって、経営判断に優れる企業や、少子高齢化・IT化へのシフトチェンジを終えた企業と合流し、互いの強みを活かす方法もあると思います。ランプ会のように、地域全体が一致団結すべき時期が来ているのかもしれません。弁護士としてできる部分は限られますが、困難な時代を乗り切るために、少しでも皆様の役に立てるよう頑張りたいと思います。