「あなたのお店のイチオシ商品はなんですか?」
こんにちは! コンサルタントの石田和晋です。
先ほどの質問に答えられない、「うちは全部おすすめです!」と答えた方は要注意かもしれません。今回は「イチオシ商品のすすめ」と題して、商品仕入れや開発にまつわるテーマをご紹介します。
ぜひご一読ください。
1.「イチオシ商品」の効果
「記憶に残る幕の内弁当はない。」
秋元康氏の言葉です。
主にクリエイティブや企画の文脈で使われることが多いこの格言ですが、マーケティングやお客様の購買行動においても同じことが言えます。「うちは何でもあります」と商品を幅広く取り揃えるだけでなく、「うちの自慢の商品はこれです」とあえて強調する=「イチオシ商品」を設定することが差別化やファン化には大事な観点です。その効果を3つほどご紹介します。
①クチコミや再来店につながりやすい
初めてのご来店いただいたお客様は、どんな商品を選べばいいのか迷いがちです。
そんな時にあなたのお店の売りや強みを最大限に生かした商品を「イチオシ商品」として積極的に提供することで、お客様に「このお店といったらコレ!」「ここでしか体感できない!」と強烈な記憶をしていただくことができます。
その際に、インパクトあるネーミングだったり、思わず写真を撮りたくなるビジュアルだったり、一風変わった提供プロセスといった工夫をすることで、よりクチコミや再来店につながりやすくなります。
②客数・客単価の向上につながる
話題になるようなイチオシ商品が開発できれば、新規集客における目玉商品として位置づけることができます。また既存顧客に対しても「おすすめなので良ければお試しください」と追加で提案するきっかけになり、客単価の向上が期待できます。
③売場・スタッフのベクトルがそろう
イチオシ商品を決めたら、ぜひお店のスタッフに共有し、販売個数や注文数といった目標を設定することをお勧めしています。お店全体の方針として周知徹底することで、どのスタッフに冒頭の質問をしても同じ回答ができ、訴求するポイントもブレが少なくなります。
そして「いかにイチオシ商品が魅力的に見える売場にするか?」「どんな声かけをするとお客様に手に取っていただけるのか?」という発想につながり、それが売上にもいい影響を与えます。
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