日々壁にぶち当たっては、それを一つ一つ解決し前に進む。進んだところで新たな壁にぶち当たる。またそれを解決し、新たな壁に向き合う。経営とはその繰り返しだと思う。
その壁には、
①壁が見えない
②壁に向き合わない
③壁の解決を実行しない
④壁の解決に人がついてこない
⑤壁を解決する知識、経験が足りない、という壁も存在する。
さらにこれらは細分化され
①-1壁を見てない
①-2壁を見たくない
①-3壁を見ようとしない
②-1壁に向き合おうとしない
②-2壁に向き合いたくない
・・・といったように、人によって壁に対する視方が変わる。壁の乗り越え方も人それぞれ。
経営は今に始まったことではなく、太古の昔から営まれていたと想像する。収穫された米の量、食べる人の数、残すべき種まき用の米。それを調整していくのが経営。
盗人に取られ、ネズミに食べられ、都度分配を組みなおす。壁の向こうにまた壁。人は繰り返し現れる壁の存在を妖怪として具現化し、他者と共有しようとしたのかもしれない。「問題の視える化」。
肩ひじ張らず、少しポップに経営者様と共感して行こうと思った夏の丑三つ時です。