NAコンサルティング代表の井上浩仁です。このコラムでは、主に業務改善のお話をします。
会社において、生産性向上を図ることで様々な利益をもたらすことは、企業にとっては永遠のテーマかと思います。
本コラムでは業務改善に関する様々な基礎知識やその使い方・コツ・手法などを分かりやすくお伝えします。
今回のテーマは、前回【vol1】でお話しした企業が業務改善に取り組む、とは一体何を指すのか?というお話をします。
業務改善について、クライアント様からご質問があったときに、【お仕事の内容について改善をしていることはございますか】という質問をします。大体のお客様がお答えになるのは、日々問題が起きているときには必ず、その場で改善を行っているよとか、都度PDCAを行って問題点を報告させている、などのお答えです。
もちろん上記のそれぞれは会社の改善活動において必須な施策です。しかしながら必要なのは「企業の事業における課題を発見・解決し、効率的な仕事環境を作り出すこと」にあります。
作業時間短縮・コスト削減・品質向上がキーポイントとなります。
業務改善を行う目的の一つは
①会社内業務のマニュアル化を行うこと ⇒ 担当しか出来ない業務を最適化
②業務を誰にでもできるようにすること ⇒ 多数が出来るようになることで効率化
上記が出来るようになると、短時間労働や工数に対する所要時間の管理が可能になり、残業削減対策としての短時間労働化につながります。これからの生産年齢人口の低下や賃金上昇に対しても効果を発揮することになります。SDGsの中にも求められている、ディーセントワークなどの達成にもつながっていきます。まだまだ業務改善の施策はありますが、先ずは【業務効率化】をキーワードに行うことで会社の生産性向上⇒業績の向上へと繋げましょう。
次回は、更なる業務効率化についてお話しします。最後までお読み頂き、ありがとうございます。
●前回記事:【Vol.1】会社における業務改善とは何か?
◆講師プロフィール◆
NAコンサルティンググループ
NAコンサルティング合同会社
井上 浩仁
<得意分野>
① 人事評価制度構築 コンピテンシーに基づく会社内行動策定
賃金設計・評価規程・運用支援等
②各種社員教育 安全衛生に関する教育 コミュニケーションセミナー等
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https://san-niigata.com/author/san0046/