
このところ、日本各地で自然災害が発生しています。
熊本地震では大きな被害となり、まだ復旧が追い付いていない状態です。
千葉県を襲った局地的な豪雨災害では、都市部が浸水するなど
深刻な事態となりました。
そしてつい先日も、石川県や山形県、北海道などで線状降水帯が発生し、
各所で水没などの事態が起こりました。
大切な命、大切な資産、会社の柱である売上を構成する主要設備類。
これらが被害を受けることで会社の事業継続がストップしてしまいます。
あなたの会社では、何が最も重要な「守るべきもの」でしょうか。
自社にとってどうなったら困るのか、何が最大のリスクか、
起こる前に、どんなことを備えておくべきか。
起こってしまったときに、どう動くか。
自社の最大リスクを想定し、それを可能な範囲で最小化するための計画、
それがBCPです。
災害大国と言われているにも関わらず、日本のBCP策定率は非常に小さいです。
新潟県内企業の策定率は、2026意識調査によると過去最高という数値
でしたが47都道府県中26位の20.7%でした。
依然4割が未策定ということです。
「策定していない」理由に対する回答は、「スキル・ノウハウが無い」、
「人材を確保できない」といったBCPに対するハードルの高さを示して
いるものが多かったように思います。
「BCP」とか「事業継続計画」というネーミングが、確かに「大変そう」
「めんどくさそう」という印象を受けます。
ですが、「自社のこと」だとしたらどうでしょうか。
「あなたの会社には何人の従業員がいますか?どんな資格をもってどんな
仕事をしていますか?」
「あなたの会社ではどんな製品を作り販売していますか?それは誰が必要
としているものですか?」
そう聞かれたら答えられるのではないでしょうか?
「もし、その従業員・有資格者が会社に出てこれなくなったら、どうなりますか?」
「もし、その製品が製造・販売できなくなったらどうなりますか?」
そう考えたら、「これはまずいぞ」となりませんか?
「これはまずい」という事態を想定し、そうならないために「今からできることを
検討する機会」それがBCPです。
難しいスキルやノウハウは必要ありません。
専門に取り組む人材も必要ありません。
「中小企業庁」のwebサイトからは様式がダウンロードができます。
「長岡市」のwebサイトには簡易版の様式が掲載されていて初めての方も取組みやすくなっています。
是非、この機会にBCP策定の一歩を進めてみてはいかがでしょうか。
SANでは、随時お問合せ・ご相談もお受けしています。

◆講師プロフィール◆
株式会社小川会計コンサルティング BCP・ISOコンサルタント 田中 泉
<得意分野>ISO9001(品質)・ISO14001(環境)・ISO27001(情報セキュリティ)・BCP策定支援・Pマーク等の認定支援コンサルティング
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https://san-niigata.com/author/san0020/